JAL、FDAの中部―高知線を共同運航

日本航空(JAL)とフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は27日、3月26日に新規就航予定の中部国際空港(愛知県常滑市)と高知空港(高知県南国市)を結ぶ路線を共同運航(コードシェア)すると発表した。JALは現在、FDAの全路線でコードシェア便を設定している。新路線も対象とすることで中部からの路線網を広げ利便性を高める。
FDAは現在、県営名古屋空港(愛知県豊山町)と高知空港間を1日3往復運航しており、うち2往復を中部に移す予定。コードシェアは2社以上の航空会社で1つの便を運航することで、利用者はFDAだけでなくJALのウェブサイトからも中部―高知線を予約できるようになる。会員であればJALのマイレージもたまる。
FDAはJALの販売による集客増が期待でき、JALは自社で運航するよりも低いコストで路線を広げられるメリットがある。