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壱番屋23年2月期、純利益25億円に上方修正 値上げ奏功

壱番屋は27日、2023年2月期の連結純利益が前の期比13%減の25億円だったと発表した。昨年10月に下方修正していた従来予想(21億円)を上回った。22年12月の値上げで「カレーハウスCoCo壱番屋」の客単価が上昇し、客数も想定より堅調だった。値上げにより客足が遠のくとみていたが、保守的な見通しを上回った形だ。

売上高は7%増の482億円で10億円上方修正した。22年9月〜23年2月の既存店売上高が前年同期比8.7%増と計画(2%増)を上回った。営業利益は27%増の36億円。原材料高による利益の押し下げ影響が想定より小さかった。

同社は22年中に6月と12月の2度、値上げを実施した。12月以降の1カ月あたり既存店客単価は前年同月比10%増の水準で推移している。

値上げ直後の22年12月と23年1月はいずれも既存店の客数が前年から4%減ったが、売上高は6%伸びた。2月は客数が8%増に転じ、売上高は前年の20%増と大幅に伸びた。「(1年で)2回目の値上げで客数がもう少し下がると思っていた」(同社)という。

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