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トヨタ11月世界生産、3カ月連続最高 販売は日中けん引

(更新)
トヨタ自動車元町工場の製造ライン(愛知県豊田市)

トヨタ自動車が25日発表した11月の生産・販売・輸出実績(トヨタ・レクサスブランド)によると、世界販売台数は前年同月比1.8%増の85万2千台、世界生産は7%増の82万8千台だった。いずれも3カ月連続で前年同月実績を上回り、単月ベースで過去最高となった。欧州や東南アジアなど新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける地域もあるが、日中が中心となり世界販売を伸ばした。

中国販売は前年同月比16.7%増の17万7千台と8カ月連続で前年を上回った。地方モーターショーなどでの来店誘致に加えて、セダン「カムリ」や多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」などの販売が好調だった。日本は同11.8%増の14万2千台だった。前年の同時期は消費増税で販売が減少していたことに加えて、新型車のSUV「ハリアー」やヤリスが好調だった。中国と日本を除くアジアは10万7千台と同7.2%減だった。インドネシアやフィリピンで販売が伸び悩んだ。

前年同月より営業日が3日少なかった米国は1.0%減の20万5千台だった。小型ピックアップトラック「タコマ」やRAV4などが好調だった。欧州では1.8%減の8万1千台だった。ドイツはヤリスのハイブリッド車(HV)やRAV4が好調だったが、他の国での新型コロナ感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)や夜間外出禁止令等の制限を受けて販売が減少した。

調査会社マークラインズによると中国の11月の新車販売台数は277万台と前年同月比で12.6%増、日本は41万台の6.7%増で、トヨタの販売回復は市場回復ペースを上回る。米国も14%減の121万台で、トヨタの販売は市場と比べると好調だ。

生産も日中がけん引した。日本では世界市場の回復に合わせて、同8.5%増の29万8千台を生産した。中国もカムリやRAV4の販売好調を受けて、同11.2%増の15万8千台を生産した。米国は2.6%減の9万6千台、欧州は4.5%増の7万3千台を生産した。

欧州などで新型コロナの感染者が再び増えている状況については「足元では生産、販売ともに大きな影響は受けていないが、引き続き状況を注視していく」(担当者)とする。

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