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トヨタ、小型EV発売を発表 補助金込みで130万円台から

トヨタ自動車は25日、2人乗りの小型電気自動車(EV)「シーポッド」を発売したと発表した。2021年中は販売対象を法人や自治体に限り、一般向けには22年をめどに販売を始める。トヨタはEVやハイブリッド車(HV)といった複数の車種を展開する電動車の「全方位戦略」を掲げている。シーポッドは日常生活や営業での近距離移動の需要をカバーする役割を担う。

希望小売価格は165万円と171万円の2タイプあり、国の補助金対象で約20万~30万円の補助を受けられる。最も安い場合で130万円台から購入できる。小型EVは国内限定で、一部トヨタ系販売店を通じて販売する。小さい車体で小回りしやすく、1回の充電で走行する距離は150㌔㍍。付属の充電ケーブルを使うと自宅のコンセントでも充電ができる。軽自動車の分類のひとつ「超小型モビリティ」に位置付けられ、最高時速は60㌔㍍のため、高速道路は走行できない。ガソリンなどで走る軽自動車とは走行距離や価格で利用者を住み分けられるとみている。

トヨタは25年には電動車全体で550万台以上の販売を目指している。大半はHVだが、30年にはEVと燃料電池車(FCV)で計約100万台の販売を目指す。必要な移動距離、近隣の道路事情、インフラの整備状況が顧客によって異なるため、トヨタは全方位戦略で多様な顧客のニーズに対応する必要があると判断している。

シーポッドを導入する法人向けのEV用新サービスを中部電力ミライズと共同開発した。充電設備の工事や再生可能エネルギーに由来する電気での充電など、ワンストップで受け付ける。シーポッドは元町工場(愛知県豊田市)で生産する。法人・自治体向けの限定販売台数は「調整中」(トヨタ)としているが、100台程度の販売になるとみられる。搭載するリチウムイオン電池の供給が足りないためで、個人など一般販売開始は時期をずらして22年ごろにする。

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