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JR東海、燃料電池をテスト車体で試験 23年度重点施策

JR東海は24日、2024年3月期の主な取り組みを公表した。燃料電池で走る電車を見越して、テスト車体を使った実験を始める。列車の運行に伴って排出される二酸化炭素(CO2)の削減に力を入れており、東海道新幹線の盛り土ののり面に太陽光発電パネルを置く計画も示した。静岡駅と浜松駅、京都駅では駅ビルの商業施設を改装する。

燃料電池車は水素を使った発電によって電力を得る構想で、23年度の試験はまず、テスト車体の外に燃料電池や電力変換器、蓄電池を置く。試験装置の上で車体の車輪を回す予定だ。JR東海が出すCO2のうち5%は、ディーゼル列車などの燃料が要因で、燃料電池車が実現できれば排出量を抑えられる。

駅ビルの改装は「アスティ静岡」の西館を7月ころから順次進め、浜松駅では「メイワン」の地下1階から地上5階を11月ころにかけ計画している。京都駅では2階の新幹線中央口の横にある旅行子会社、ジェイアール東海ツアーズの店舗の跡に小売店などを入れ、駅内の商業施設「アスティ京都」の一画とする。

連結ベースの設備投資は6160億円とする計画で、23年3月期見込みより10%減る。このうちリニア中央新幹線に関わる投資は3400億円で9%減る見込み。大規模な用地取得が少なくなるという。

またJR東海は28年にも東海道新幹線に「半自動運転」を取り入れると発表した。発車や緊急時の停車は手動だが、運転中のスピード調整や停車の作業を自動化する。最新型の「N700S」で運行するのぞみやひかりなどが対象になる。

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