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JR東海総会、副社長「ルート変更あり得ない」

JR東海は23日に名古屋市内で定時株主総会を開き、開業時期が不透明になっているリニア中央新幹線について株主から質問が相次いだ。宇野護副社長は静岡県の川勝平太知事が求めるリニアのルート変更は「あり得ない」と否定した。

JR東海の株主総会会場に入る人たち(23日午前9時43分、名古屋市中村区で)=代表撮影

リニア問題は20日の静岡県知事選で現職の川勝知事が4選を決めているうえ、今春には総工費を従来の計画より1兆5千億円増額しており関心が高かった。宇野副社長はルートの変更は「すべてが振り出しに戻る」と述べた。経営陣からは具体的な打開策や開業時期についての明言はなかった。

総会後、取材に応じた静岡県在住の吉澤登さん(47)は「JR東海には地元の声をないがしろにせず、水の問題について丁寧で粘り強い説明をしてほしい」と話した。

総会では新型コロナウイルス流行の影響を受けた業績の落ち込みについても質問も上がった。丹羽俊介常務執行役員は「厳しい経営状況が続くが、安定配当を基本方針とする。ICT(情報通信技術)を活用した業務改革などで、定常的な費用を10~15年で800億円程度スリム化する」と答えた。

総会に提出された剰余金処分の議案は賛成多数で可決された。出席した株主数は188人と昨年(198人)より減り、新型コロナ禍前の2019年(604人)と比べると7割減だった。

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