トヨタ10月世界生産、計画下振れ80万台 前年比は3割増

トヨタ自動車は22日、10月に世界で80万台程度を生産すると発表した。8月時点では9~11月に平均で月90万台程度を生産する計画だったが、半導体不足の影響で下振れる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅減産となった2021年10月(62万台)とくらべ3割増となる。2023年3月期に970万台を生産する年度計画は据え置いた。
内訳は国内で25万台、海外で55万台を見込む。国内では10月、半導体不足の影響で高岡工場(愛知県豊田市)など7工場10ラインが最長12日間停止する。多目的スポーツ車(SUV)の「RAV4」や「ハリアー」などが影響を受ける。10~12月の世界生産は月平均で85万台程度の生産を計画しているとした。
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