中部10信金、融資5700億円増 リーマン、震災後上回る
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愛知、岐阜、三重県に本店を置く主要10信用金庫の2020年4~9月期(上期)決算が出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中小企業の資金繰り対策で、9月末時点の融資残高は計9兆4400億円と、前年同月末比で約5700億円(6%)増えた。実質無利子・無担保融資がけん引した。増加額はリーマン・ショック(08年秋)や東日本大震災(11年3月)の直後を上回る。
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