日本ガイシ、素材開発10倍速 EV台頭で半導体に活路
100年分の実験データ解析
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セラミックス大手の日本ガイシが製品の開発期間の短縮を急ぐ。100年以上蓄積してきた実験データを人工知能(AI)に解析させ、材料の開発期間を従来の10分の1に縮める計画だ。半導体製造装置向け部品の熱伝導の向上などにつなげる。電気自動車(EV)の普及を受け、現在主力である自動車の排ガス浄化製品の成長は今後、見込みにくい。材料の開発スピードを加速し、新たな需要を切り開く。
名古屋市の日本ガイシ本社の一...
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