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豊通、米ロス港設備の水素化で実証 地産地消で脱炭素へ

豊田通商は21日、米国カリフォルニア州にあるロサンゼルス港で燃料電池で動く運搬機械設備に水素燃料を提供する実証を始めると発表した。実証期間は2022年2月から26年3月までを予定する。水素は現地の家畜ふん尿由来のものを活用し、水素の地産地消で港湾設備の脱炭素化のモデルを構築することを狙う。

実証はクレーンやコンテナの荷降ろし機械、トラックなど計7台に水素を活用する燃料電池を搭載する。長期間の実証で耐久性のほか、水素充塡の効率を検証する。機械設備のメンテナンス支援をする三井E&Sマシナリー(東京・中央)、トラックを提供する日野自動車も実証に参加する。

水素は現地の家畜ふん尿から発生する天然ガスを改質して調達する。化石燃料由来でない「再生可能天然ガス」のため、水素が脱炭素化につながる。

ロス港は35年に設備利用に伴う温暖化ガス排出をゼロにする目標を掲げる。電動化も選択肢だが、充電時間がかかることから水素の活用が期待されている。

豊通は20年からロス港湾内で水素を供給する場合の経済合理性や課題を調査していた。ロス港には1000台を超える機械が稼働しており、実証を通じて得た知見をもとにこうした設備や他港湾での水素化を商機にしたい考えだ。

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