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池袋暴走事故 トヨタ「車両に異常・問題なし」

トヨタ自動車は21日、2019年4月に東京・池袋で乗用車が暴走して2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故に関して報道各社にコメントを発表した。自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われている旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)は事故時に同社の「プリウス」を運転しており、裁判で車両の技術的欠陥を主張している。トヨタは「調査への協力の結果、車両に異常や技術的な問題は認められなかった」とした。

トヨタ自動車本社(愛知県豊田市)

トヨタが同事故に関してコメントを発表するのは初めて。21日には東京地裁で飯塚被告に対する被告人質問があり、トヨタ幹部は「被告の主張が変わらず、ユーザーに車への安心や安全を伝える必要があると判断した」と理由を説明した。

コメントでは「事故でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、お怪我をされた方の1日も早い回復をお祈り申し上げます」とした上で「重大な事故や事案などの発生時、当局からの要請の他、お客様からのお申し出に対し、きちんと車両の技術面を調査するための仕組みをすでに運用している」と説明した。

トヨタは電気系統が原因でブレーキが効かない場合でも、油圧によって機械的にブレーキが作動する機能があるほか、速度やブレーキなどの車両の走行データが残る機能がある。同事故でも車両のデータが記録されていた。

トヨタは20年7月にペダルの踏み間違いによる急アクセル時の加速を抑制する機能を開発し導入を始めた。「今後とも安全で安心なクルマの開発に全身全霊をかけて取り組んでいく」(同社)としている。

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