トヨタ、自社株買い期限 11月1日まで約1カ月延長

トヨタ自動車は21日、6月17日から続けている自社株買いの期限を予定していた9月30日から11月1日まで延長すると発表した。21日時点では取得上限の2千億円に対して、最低保証にあたる約1千億円分しか買い付けていない。株価の動きを見極め追加取得の余地を探るとみられる。
トヨタは延長の理由について「足元の株価水準などを勘案し、資本効率向上を図るため」としている。今回の自社株買いは上限で2千億円としつつ、うち1千億円は「機動的な取得枠」としていた。トヨタは実質的に11月1日までゼロから1000億円分まで自社株買いができる。
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