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ワクチン、3月にも高齢者接種へ 名古屋市補正130億円

名古屋市は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種を3月下旬にも高齢者に始めることを明らかにした。5月には一般市民に対象を広げたい方針で、希望する全市民への接種が完了するのに1年程度かかる見通しだ。市は同日、接種費用として補正予算130億円を専決処分した。

新型コロナの患者を受け入れる名古屋市の医療機関(12日)

名古屋市では7日に過去最多となる177人の新規感染者が確認されて以降、1日あたり新たに100人前後が確認されている。19日時点で市民263人が入院。市が確保した病床はほぼ満床の状態が続いている。河村たかし市長は「早く接種してもらうため全力投球する」と述べ、自身も接種を受ける意向を示した。

市は国の方針を待って、ワクチン接種に備えた専用のコールセンターを3月上旬に設置。中旬までに65歳以上の高齢者約57万人に接種券を発送する予定だ。同時に接種に必要な人材の確保を急ぐ考え。市医師会などと既に協議に入っており、医師や看護師を確保すべく調整を続けている。

接種場所は個別の医院ではなく、公共施設での集団対応を想定する。小中学校の体育館が有力で、区役所など市営施設についても会場として確保することを検討している。さらに大規模な病院や高齢者施設でも接種が可能か検討する。

愛知県蒲郡市もワクチン接種に向けた専門チームを立ち上げ、準備に動いている。医療部門や人事課、教育委員会の職員ら12人で構成し、18日に初会合を開いた。これからワクチンの管理や接種会場の選定、対象者への案内などの準備を進めるという。

愛知県は医療関係者への接種に向けて関係団体と協議し、接種場所の確保などを進めている。大村秀章知事は20日の記者会見で「(国から)どのくらいのワクチンがどういうスケジュールで来るのか、それに応じて体制を組まないといけない」とし、予定を早期に示すように国に求めた。

新規感染者数が高止まりする県内では、症状が重くなる人が増加傾向にある。19日時点の入院者数は697人、重症者は54人となった。1月に入ってからの愛知の死亡者数は123人で、同月だけでみると大阪府(186人)よりは少ないが、東京都(117人)を上回る。

大村知事は記者会見で、県内で確保している重症者向けの病床を103から125床に上積みしたと発表。「医療提供体制の一層の強化に努める。オール愛知で医療を守るため感染防止対策の徹底をお願いしたい」と県民に呼びかけた。

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