トヨタ、工場停止を最長23日まで延長 部品不足で計3万台に影響
トヨタ自動車は19日、13日に発生した福島沖地震の影響で国内8工場12ラインで22日から23日にかけて最長で2日間稼働を停止すると発表した。17日から続けていた稼働停止を延長する。地震によって一部の部品メーカーからの部品供給が不足した。多目的スポーツ車(SUV)の「RAV4」や高級車「レクサス」などの車種が対象になる。17日からの稼働停止分とあわせ、合計で3万台の自動車の生産に影響が出るとしている。
稼働を止めるラインの生産拠点は高岡工場(愛知県豊田市)やトヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)など。国内15工場28ラインのうち、8工場12ラインが停止の対象だ。豊田自動織機のSUV「RAV4」生産ラインや日野自動車の羽村工場も対象となる。