廃校が変身、集客の一翼に 山梨県は84%が現役
データで読む地域再生
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廃校が集客施設や工場に生まれ変わっている。活用率が47都道府県で首位の山梨県では廃校を首都圏からの集客に生かしており、2位の熊本県では企業の誘致が目立つ。鉄筋コンクリートの校舎は解体に数千万円かかることもあり、草刈りや警備に年数十万円から数百万円が要る。活用が欠かせず地域の個性を生かせば街の活力につながる。
文部科学省が2022年3月に公表した「廃校施設等活用状況実態調査」をもとに、日本経済新聞...

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