新東名高速の全線開通、4年延期27年度に NEXCO中日本
新東名高速道路の全線開通が、予定していた2023年度より4年遅れ27年度になる見通しだ。未開通の新秦野インターチェンジ(IC、神奈川県秦野市)と新御殿場IC(静岡県御殿場市)間で中日本高速道路(NEXCO中日本)が進めている工事のうち、神奈川県内の高松トンネルに地質がもろい区間があり工事が難航している。
新東名高速は海老名南ジャンクション(JCT、神奈川県海老名市)と豊田東JCT(愛知県豊田市)を結ぶ予定で、新秦野IC―新御殿場ICの25キロメートルを除いて開通している。高松トンネルでは、当初の想定より地盤がもろくトンネルの変形や土砂の崩落が発生したという。横浜市内で開いた関係自治体との会合で説明した。
NEXCO中日本は21年、新東名高速道路の全線開通について計画していた23年度は難しい、との見方を示していた。
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