中部電力や東邦ガス、熊本・八代でバイオマス発電着工

中部電力や東邦ガスなどは18日、熊本県八代市でバイオマス発電所の建設工事を始めたと発表した。出力は7万5千キロワットで、年間発電量は約4億8千万キロワット時(一般家庭15万世帯分の使用電力量に相当)の見込み。2024年6月の運転開始を予定している。総建設費は非公表。
燃料には熊本県内で生じた間伐材や、ベトナムとマレーシアから輸入した木質ペレットなどを使う。発電した電力は固定価格買い取り制度(FIT)に基づき、九州電力子会社の九州電力送配電に販売する。間伐材で発電した電力は1キロワット時当たり32円、木質ペレットなどで発電した電力は同24円で売電する。