食事や郵便 オフィス内のロボット配送、名古屋でも実験

NTTグループや日本郵便は18日、名古屋市内でオフィスビル内のロボット配送の実験を公開した。NTTグループは近くの飲食店の食事を、日本郵便は小型の郵便物をそれぞれオフィスに届ける計画だ。2022年6月に開業したばかりで、建物内の人の動きや数をカメラやセンサーで確認するシステムを備えるアーバンネット名古屋ネクスタビルが舞台になった。
NTTグループが導入する配送ロボはDeliRo(デリロ)。スマートフォンで近くの店に注文、決済をするとロボットが受け取りオフィスまで自動で運ぶ。実験は23年2月まで続ける。日本郵便のロボットはRICE(ライス)。地下1階の物流センターから配送先までエレベーターを使って移動、集荷もできる。両社は全国で同様の実験を繰り返している。