日本ガイシ、空気中のCO2回収へ 25年にも実証実験
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日本ガイシは、空気中に存在する二酸化炭素(CO2)を直接回収する「ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)」技術の実証実験を2025年にも始める。主力の自動車排ガス浄化用セラミックス「ハニセラム」を応用し、年数百~数千トンを回収できるプラントを建設する予定だ。自動車に依存した事業構造の転換を進めており、新たな収益源としての確立を急ぐ。
DACはCO2と結びつきやすい化学物質や分離膜を使って、大気...

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