東海道・山陽新幹線グリーン車、4〜6月1000円追加でOK

JR東海とJR西日本などは16日、東海道・山陽新幹線の普通車の指定席料金に1席あたり1千円の上乗せでグリーン車に乗れる期間限定のキャンペーンを4月から始めると発表した。隣り合った2席をセットで売り出し、大人2人が同じ区間に乗る場合に限る。新幹線ネット予約「エクスプレス予約」「スマートEX」から利用日の3日前までに申し込む。
期間は4月11日〜6月30日の平日で、GW(ゴールデンウイーク)期間の4月28日〜5月7日を除く。「のぞみ」「ひかり」が対象で区間はあらかじめ定めている。のぞみの場合、東京・品川・新横浜〜広島、名古屋〜新大阪、新大阪〜博多などで利用できる。2つのネット予約をあわせ「EXサービス」と呼んでおり、会員の数が合計1千万人となった記念という。
新幹線では旅行客の利用は回復しつつあるが、リモート会議が定着している影響などからビジネス客が伸び悩んでいる。
あわせて準備をしていた新幹線の検査車両「ドクターイエロー」に乗れる企画の詳細を公表した。EXサービスの会員が対象で、3月22日と23日に東京駅から新大阪駅までの便と、新大阪駅から東京駅の便をそれぞれ用意する。定員は各50人ずつで、料金は2万3620円。
