代表幹事に加藤氏、中部経済同友会が発表

中部経済同友会は16日、次期代表幹事にノリタケカンパニーリミテドの加藤博社長(65)が就任する人事を発表した。同日の記者会見で加藤氏は「新型コロナウイルスの流行で人々の意識が変わる中、企業には変革が必要だ。中部の企業はピンチをチャンスに変え、存在感を高める攻めの姿勢をつくることができると思う」と述べた。
加藤氏は1979年に日本陶器(現・ノリタケカンパニーリミテド)に入社し、2018年から社長を務める。中部経済同友会では22年に常任幹事に就任、カーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)委員会で委員長を務めた。
筆頭代表幹事を務める日本特殊陶業の尾堂真一会長(68)の任期満了に伴い、4月の定時総会を経て加藤氏が代表幹事に就任する。加藤氏は「同友会は企業や業種の枠を超え意見交換をすることで自分自身も成長できる。中部の産業発展のために役目を果たしていきたい」と述べた。

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