物価高でベア回答相次ぐ 名鉄は月5000円、中部電は満額
[有料会員限定]
物価の高騰を背景に、中部の主要企業で賃金引き上げの波が広がっている。名古屋鉄道は基本給を底上げするベースアップ(ベア)を現行の賃金制度に移行した2005年以降としては初めて、中部電力は4年ぶりにそれぞれ実施する。スギホールディングス(HD)はベアと定期昇給を含む賃上げ要求に満額で答えた。
名古屋鉄道は16日、月9900円のベア要求に対し、組合員平均で5000円のベアを実施すると回答した。初任給も...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り306文字