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ヤマト運輸元ドライバー自殺は「労災」 名古屋地裁判決

ヤマト運輸のドライバーだった男性社員(当時45)が2016年に自殺したのは長時間労働や仕事上のストレスが原因だとして、遺族が労災認定を求めた訴訟の判決が16日、名古屋地裁であった。井上泰人裁判長は「業務で発病した精神障害によって自殺に至った」と認め、国の労災不支給決定を取り消した。

判決によると、男性は1999年に入社。亡くなった当時は名古屋市の配送センターで運転手を務め、センター長として運転手のシフト管理も担っていた。16年3月に精神障害を発症し、翌月に自殺した。

井上裁判長は判決理由で、15年12月の時間外労働が130時間を超えたことや、配送中の交通事故が相次いでセンター長として心理的負荷が強くなっていたと指摘。こうした労働環境が原因で精神障害が発症したと認め、労災と認めなかった名古屋北労働基準監督署の決定を取り消した。

男性の妻は「ヤマト運輸は仕事が原因で主人が亡くなったことを認め、謝ってほしい」とコメント。妻の代理人弁護士は「ネット通販の配達サービスが普及し、男性の業務量が増大していた」とも話した。

名古屋北労基署は「判決文を検討し、関係機関と協議して対応する」、ヤマト運輸は「訴訟当事者ではないため、コメントは控える」とコメントした。

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