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矢作建設、定年を65歳に延長 4月から全社員対象に

矢作建設工業は2021年4月から定年を65歳に延長する。約1100人のグループ全社員が対象で、これまでの定年は60歳だった。建設業界は若手を中心に人手不足が課題となっている。経験豊富な人材の確保や技術の継承を通じ、事業拡大に生かしていく。

矢作建設は経験豊富な社員を囲い込む

現在は60歳で定年を迎えた後、希望者全員が1年ごとに更新する契約社員として再雇用してもらえる制度だった。定年延長後は65歳まで正社員として働ける。報酬水準は役割が同じなら60歳を過ぎても同等で、成果によっては60歳以前を上回る水準を得られるという。

定年延長は人件費が増える一方、技術の確保や従業員の士気向上、若手社員へのノウハウ継承につながりやすい利点もある。矢作建設は人口減や少子高齢化で優秀な担い手の確保が難しくなるとみており、「豊富な経験を持つシニア層の活躍は必要不可欠」と判断した。

日本建設業連合会(東京・中央)や総務省によると、建設業の就労者の年齢別比率(19年)は55歳以上が35%で、29歳以下は12%にとどまる。重労働なイメージが強く、全産業平均に比べ55歳以上は5ポイント高く、29歳以下は5ポイント低い。

ゼネコンでは大手の清水建設も4月から全社員を対象に、定年を60歳から65歳に延長すると明らかにしている。

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