苦肉の外食、席なし「ゴースト店」に活路 宅配向け
[有料会員限定]
中部の外食各社が看板や客席のない「ゴーストレストラン」を相次いで開いている。宅配と持ち帰りに特化した調理施設だけの業態で、初期投資は通常店舗の2割程度で済むという。ネット上では専門ブランドが多く立ち上がるが、巣ごもり消費で消費者の選別が今後本格化しそうだ。
居酒屋「芋蔵」を展開するジェイグループホールディングス(HD)は2020年12月から、休業中の店舗を活用してゴースト事業に参入した。名古屋市に加え、2月から愛知県豊田市と豊...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1767文字