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保険外手術で不正請求 三重県立総合医療センター

三重県立総合医療センター(三重県四日市市)は15日、産婦人科でがん患者への保険適用外の腹腔(ふくくう)鏡手術を開腹手術と装い、診療報酬を不正請求した事例が2014年4月~20年8月に112件あったと明らかにした。不正請求額は数千万円に上り、東海北陸厚生局に報告して返還する方針。

記者会見で謝罪した三重県立総合医療センターの新保秀人理事長・病院長(15日午前、三重県庁)=共同

県庁で記者会見したセンターの新保秀人理事長・病院長は「医師の診療報酬制度への理解不足があり、関係学会の指針も順守していなかった。事務部門も実際の手術との整合性を確認する体制が不十分だった」と説明し、謝罪した。

センターによると、保険診療が認められない子宮頸(けい)がんや卵巣がんの腹腔鏡手術をし、それぞれ開腹手術だとして診療報酬を請求したケースが40件あった。他に常勤の病理医が不在だった16年4月~18年3月の腹腔鏡手術58件などを開腹手術として不正請求した。

センターは、112件のうち尿管を損傷した事例が1件あったが、開腹手術でも起こり得るものだと説明している。

昨年夏に不正が疑われると内部から指摘があり、同9月から出産を除く手術を中止し、外部の医師も含む検証委員会を設置して調査していた。病院は産婦人科の責任者の60代男性医師を文書注意処分にしたという。〔共同〕

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