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十六FG会長に村瀬氏 経営会議外れ「なるべく口出さず」

十六銀行は13日、10月1日付で発足する持ち株会社「十六フィナンシャルグループ(FG)」と、傘下に入る銀行の役員体制を発表した。FGと銀行の代表権のある会長に村瀬幸雄頭取が就く。13日、岐阜市で開いた記者会見で村瀬氏は「業務執行になるべく口を出さないようにする」と述べ、FG社長や銀行頭取と役割を明確にする考えを示した。

記者会見する村瀬頭取㊥、池田副頭取㊨、石黒取締役㊧(13日、岐阜市)

FG社長に池田直樹副頭取、銀行頭取に石黒明秀取締役常務執行役員が就く。村瀬氏は「池田氏は長年一緒に仕事をしてきた片腕で、2年ほど前から持ち株会社化に向けて議論をしてきた。社長としてグループを任せられる人物だ」と評価した。石黒氏に対しては「入行年次で私と8年離れている。若い力で中核の銀行を引っ張ってもらいたい」と期待を寄せた。

池田氏は「金融サービスの収益があってこそ、地域貢献を目的としたもうけの少ない事業に取り組むことができる」と、収益力を底上げする必要性を強調した。マイナス金利下での利ざやの悪化もあり、収益力を高めるには「OHR(経費率)の引き下げなども重要だ」とも指摘した。

持ち株会社の傘下に入る銀行は少子高齢化で経営環境は厳しい。石黒氏は「(事業承継支援など)非金利収入を伸ばして稼いでいく」とした。FGとは「経営のベクトルを一致させてグループシナジーを最大にする」と話した。

十六銀は2013年9月に村瀬氏が頭取に就任し、約8年間にわたって経営を取り仕切ってきた。行内での存在感は大きく、10月以降も引き続きFGと銀行の会長として経営を監督する。村瀬氏は「新組織の執行役からは外れた。後任がしっかりとやってくれると思う」と述べた。融資などを判断する経営会議からも10月以降は村瀬氏は外れる。「ガバナンス(企業統治)の効く仕組みにした」(池田氏)という。

村瀬氏は岐阜商工会議所の会頭を務めるなど地域の顔役でもある。「地元の経済活動には引き続き取り組んでいきたい」と話した。

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