トヨタ阻む「3つの難題」 遠のく今期営業益4兆円
名古屋支社 野口和弘
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トヨタ自動車の2023年3月期(今期)の業績見通しに不透明感が強まっている。ロシアのウクライナ侵攻に伴う商品市況の高騰や、3月に発覚した子会社の日野自動車による排ガスの不正問題、新型コロナウイルスの影響による生産下振れの3つが懸念材料だ。18日には5月分の生産台数を下方修正すると発表し、株式市場が期待していた「生産回復と円安による大幅増益」というシナリオが揺らいでいる。
トヨタは5月11日に22...
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