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名古屋、ふるさと納税返礼品数25倍 バーミキュラも対象

名古屋市は11日、15日からふるさと納税の返礼品を大幅に増やすと発表した。矢場とんのみそかつや、愛知ドビーのホーロー鍋「バーミキュラ」といった名古屋にちなんだ商品を新たに対象とし、品数を約750点と現時点の25倍に増やす。名古屋市は2021年度、市民のふるさと納税による税収の「流出」が、全国で2番目に多くなる見込みだ。返礼品競争に本格参入することで、財源確保につなげる。

15日正午に増やす。民間のふるさと納税サイトの「ふるさとチョイス」「ふるなび」「ふるぽ」から申し込むことができる。11月からは「楽天ふるさと納税」からも申し込める。返礼品はなごやめしをはじめとした154社の計723品を用意した。これまでは市営地下鉄グッズや名古屋城の年間パスポートなど、市が自前で用意した29品に限っていたが、これに新しい品目を加える。

愛知ドビーのバーミキュラ

市が返礼品を増やす背景にはふるさと納税による税収の減少がある。名古屋市民が他市町村にふるさと納税の寄付をしたことで流出したのは21年度、106億円の見込み。横浜市に次いで全国2位の流出額だ。このうち75%は国が補填する仕組みとはいえ、残りの25%(約27億円)があれば、小学校が1校建つ計算だ。名古屋市に対する寄付額は20年度、7億3000万円だったのに対し、名古屋市民の他自治体への寄付額は88億円で、流出超過が続いている。

歳入の柱となる市税収入は21年度、前年度比6%減の5591億円だった。コロナによる景気悪化が原因だ。一方、コロナ禍による「巣ごもり消費」でふるさと納税の利用は全国的に拡大傾向。これ以上の税収流出を防ぐため、市は返礼品を増やすことで21年度の寄付額2億円アップを目指す。

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