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中電PG、電線の電圧30分ごと自動調整 再エネ拡大に備え

中部電力パワーグリッド(PG)は10日、電線に流れる電気の電圧を自動で制御するシステムの運用を始めたと発表した。これまでは手作業だった電柱にある電圧調整器の設定を自動で更新できるようにした。天候に左右される太陽光発電などの再生可能エネルギーが増えると電圧が変動しやすい。電圧調整を自動化することで再エネの導入拡大に対応する。

一般家庭などに届ける電気は一定範囲内の基準値を設定して電圧を調整している。電圧が基準値を超えたり下回ったりすると電気の品質が安定せず蛍光灯のちらつきなどが起きる。一方、再エネは電圧の上昇要因となり、天候や時間帯によって上昇幅が異なる。そのため、再エネが増えるほど電圧の変動幅が大きくなる課題があった。

三菱電機や愛知電機、早稲田大学と共同開発したシステムは新型の電圧調整器を使い電圧を自動調整する。スマートメーターなどで電気の流れを精緻に把握し、30分ごとに電圧を調整できるようにした。

中部電力PGによると、管内の中部5県にある電圧調整器は約7700台。2035年をめどに新型の電圧調整器に切り替える。新型を設置することで年1億7000万円程度のコスト削減効果を見込む。

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