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中日本高速、民営化後で初の最終赤字 21年3月期63億円

中日本高速道路(NEXCO中日本)が9日発表した2021年3月期の連結決算は、最終損益が63億円の赤字(前の期は111億円の黒字)で、05年の民営化以降初めての赤字だった。新型コロナウイルスが流行して通行料やサービスエリア(SA)の売り上げが減少した。同社では「資金調達に影響はなく、赤字によって建設が止まる、遅れることはない」という。

売上高にあたる営業収益は前の期より15%減の8755億円だった。このうち料金収入は前年度は7割近くを占めたが、16%減の5762億円となった。旅行や外出が手控えられ小型車の利用台数は15%減少、トラックなど大型車も7%少なくなった。SAやパーキングエリア(PA)の営業収益も210億円と34%減った。営業休止や時間短縮をする店舗もあり、テナントの賃料収入も大幅に減少した。

路面やトンネルの修繕といった安全対策の投資はコロナ禍でも積極的に進めた。20年度は雪氷の対策や点検などが増え、維持管理費は前年度より1割増の1685億円となった。

高速道路会社は道路を建設した後、政府の外郭団体である日本高速道路保有・債務返済機構に売却、売り上げに計上する。その後は道路を借りて賃借料を毎年支払い、交通量が年度初めの計画から大きく上下する場合は賃借料を調整する。中日本高速が機構に支払った賃借料は3802億円だった。

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