愛知県知事選、2月5日投開票 自民県連など大村氏推薦

愛知県選挙管理委員会は11日、2023年2月14日の任期満了に伴う愛知県知事選について、23年1月19日告示、2月5日投開票とする日程を決めた。知事選を巡っては、現職の大村秀章知事が9月の県議会で4選出馬の意向を示したほか、元春日井市議の末永啓氏が立候補を表明している。
自民党愛知県連は大村氏の推薦を決め、10月7日に推薦証を授与した。県連会長を務める丹羽秀樹衆院議員は同日、記者団に「県連執行部で、全会一致で適任だということで大村知事に推薦を出した」と説明した。大村氏は「身の引き締まる思いだ。引き続き連携してやっていきたい」と話した。
旧民進党系の地方議員らでつくる政治団体「新政あいち」も8日、大村氏の推薦を決めた。連合愛知は4日、新型コロナウイルス禍での雇用対策などを柱とする政策協定を大村氏と結び、8日に推薦状を授与した。
県内自治体の首長は多くが大村氏を支持する。愛知県町村長協議会は9月1日、大村氏に4選出馬を要請した。愛知県市長協議会も9月21日に同氏に出馬を要請した。一方、名古屋市の河村たかし市長は市長協議会としての要請活動そのものに反対し、参加しなかった。