カインズや伊藤忠商事、桑名市と協定 物流施設建設
三重県桑名市は4日、ホームセンタ―大手のカインズや伊藤忠商事、伊藤忠都市開発と立地協定を結んだと発表した。市内の多度町で4月、伊藤忠グループが大型物流施設を着工し、4階建て(敷地面積約6万8000平方メートル、延べ床面積約9万3000平方メートル)の物流倉庫を建設する。事業費は非公表。
23年7月までに完成し、24年2月からカインズの物流拠点「カインズ桑名センター」として操業する。伊藤忠商事は新名神高速道路や、整備中の東海環状自動車道のアクセスに注目して建設を決めた。カインズの物流拠点としては最大規模といい、西日本に向けた商品の供給拠点とする。