あみやき亭、最終赤字8700万円 4~9月決算一番乗り

3日、焼肉店チェーンのあみやき亭が上場企業の先陣を切って2022年4~9月期の連結決算を発表した。最終損益は8700万円の赤字(前年同期は4億5800万円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染「第7波」で客足が遠のいた。1年前に時短協力金を計上した反動も大きいうえ、円安や原材料の高騰も利益を圧迫した。
最終損益は4月に公表した1億9千万円の黒字予想を大幅に下回る。売上高も前年同期比50%増の136億円ながら、計画の145億円には届かなかった。6月には客足がやや回復したものの、7月半ばから8月にかけては新型コロナの感染者数が増えた影響で再び集客が落ち込んだという。営業損益は5600万円の赤字。前年は25億円の赤字だった。
23年3月期の通期業績予想は据え置いた。売上高は前期比38%増の297億円、純利益は4%増の6億5千万円を見込んでいる。