ANA発新興企業、セントレアでアバターロボの遠隔授業

ANAホールディングス傘下のスタートアップ、アバターイン(東京・中央)は2日、中部国際空港の商業施設で遠隔操作ロボットを使い、宮崎県の学校と遠隔授業の実験をした。生徒がロボットを操作して商業施設フライト・オブ・ドリームズを見学、展示された米ボーイングの中型旅客機「787」の説明などを受けた。
中部空港の周りで高速通信やデジタル技術を生かした事業やサービスづくりを目指す愛知県から委託を受けた。遠隔操作ロボット「ニューミー」は、操作する人を映し出すモニターと車輪を備える。この日は宮崎県立五ケ瀬中等教育学校の生徒が教室から参加した。整備士の経験を持つアバターインの社員から説明を受けながら、ニューミーを動かして機体を間近で見て回った。
ニューミーは離れた場所からでも臨場感のある体験やサービスを提供できる。買い物や観光案内などに使われている。
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