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JAL、首都圏以外でハワイ線復活 中部―ホノルル便再開

日本航空(JAL)は1日、新型コロナウイルスの感染が広がってから運休していた中部―米ハワイ・ホノルル線を約2年半ぶりに再開した。2日は関西空港を発着する便も再開する予定で、羽田・成田以外でも本格的にハワイ定期便が復活する。レジャー路線の代表であるハワイ線は新型コロナウイルス禍からの復活を占う試金石ともいえる。

「新型コロナ感染の急拡大で心配していた。非常にありがたい」。1日夜、中部国際空港(愛知県常滑市)で復活初便を見送ったJALの崎原淳子中部支社長はこう述べた。乗客は約150人で搭乗率は約7割。特に24席のビジネスクラスは満席だ。この先の運航も、9月頃まではビジネスクラスを中心に予約は好調という。

高額消費が盛んな中部地方は、もともとハワイ熱が高い。「需要は非常に強いものがあった」(崎原支社長)だけに早い時期から再開を探ってきた。ただ21年から22年の年末年始に設定した臨時便は、新型コロナのオミクロン株の流行や厳しい出入国制限もあり、200席ほどの席数に対し「1桁の利用にとどまった便もあった」(同社)。今回、第7波が直撃する中での搭乗率の高さは、行動制限の影響の大きさとともに「リベンジ消費」が顕在化しつつあることを示した。

ホノルルを含むハワイ路線は、JALが初就航から60年以上をかけて育ててきた市場だ。新型コロナ禍から国際線の利用が回復していく途上では、観光客が先行するとみられている。JALは8月から中部―ホノルルに加え成田とハワイ島のコナを結ぶ路線も復活させる。

ハワイ線はライバルの全日本空輸(ANA)も重要視している。定期便としての運航を取りやめていた、席数が500を超す欧州エアバスの超大型機A380を成田―ホノルル線に7月、再び投入した。消費は確実に変わりつつあり、競争は熱を帯びている。

(井沢真志)

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