名大・岐阜大の運営機構、信用格付け取得 大学債発行へ
名古屋大学と岐阜大学を運営する東海国立大学機構は1日、格付投資情報センター(R&I)から「ダブルAプラス」、日本格付研究所(JCR)から「トリプルA」の発行体格付けを取得したと発表した。同機構は両大学の運営法人が2020年春に統合して発足した。国からの交付金といった収入が減って研究資金の確保が課題になっており、大学債の発行を目指す考えだ。
国立大学としては東京大学が20年に初めて大学債を200億円発行した。東京工業大学、大阪大学もR&Iから「ダブルAプラス」を取得している。
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