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牛の胃にセンサー投入 太平洋工業、家畜の体調を監視

自動車部品大手の太平洋工業は1日、牛の胃の中にセンサー付のカプセルを入れて体調を監視するシステムの販売を始めたと発表した。センサーで体温や動きを常時監視して体調の変化や発情の兆候を検知する。畜産業界では後継者不足や飼育頭数の増加が課題になっており、効率化につながるシステムとして年間10億円規模の売上高を目指す。

太平洋工業は世界シェア50%のタイヤバルブが主力事業で、タイヤの空気圧を監視できる部品も手掛ける。こうした部品で培った高耐久のセンサー技術を畜産向けに生かす。

カプセルの重さは80グラム、大きさは直径2センチメートル超、長さ9センチメートル超。加速度や温度を測るセンサーやアンテナ、5年間稼働できる電池を樹脂で覆っている。牛の口から挿入し、4つある胃の2番目の胃に滞留する。体に装着する端末では、牛の動きで壊れたりストレスになることが課題だった。安全性を確認し、動物用の医療機器として国の認証を得た。

センサーが感知した体温の変化や動きのデータをクラウドに送信し、人工知能(AI)が分析する。病気や発情の兆候が見られた場合は、スマートフォンのアプリに通知が出る。費用は100頭分の規模で導入すると初期投資で250万円、月額2万円ほどになると見込む。

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