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AIRDO・ソラシド 「リージョナルプラスウイングス」に

(更新)

AIRDO(札幌市)とソラシドエア(宮崎市)は30日、経営統合に向けた共同持ち株会社「リージョナルプラスウイングス」(東京・大田)を10月3日に設立すると発表した。本社機能の一部を集約し、将来は羽田空港を中心に機材の整備も共通化する。部品の共同調達も拡大させ、2026年度に45億円超の統合効果を目指す。

両社社長はいずれも筆頭株主の日本政策投資銀行(DBJ)出身で、持ち株会社の会長にはAIRDOの草野晋社長が、社長にはソラシドエアの高橋宏輔社長が就く。6月下旬に開く両社の株主総会で計画の承認を得た後、10月3日に株式を移転して統合に向けた共同持ち株会社を設立する。資本金は1億円で、DBJが2~3割を出資する筆頭株主となるもようだ。

同日公表した中期経営計画によると、26年度のグループ連結決算は営業収入(売上高)で約1000億円(21年度の2社合計は約530億円)、経常損益で約90億円の黒字(同100億円の赤字)を目指す。路線網の拡大にくわえ、それぞれ展開する両社のマイレージ会員制度の連携も検討している。

AIRDOの草野社長は30日、札幌市内で開いた記者会見で「新会社設立後も2社のブランドは存続する。サービスの多様性を感じてもらえるはずだ」と自信を見せた。同社は7月から、九州発着では初の定期路線となる新千歳―福岡線に就航。統合効果もテコに、26年度まで路線網の拡大を続ける計画だ。

ソラシドエアも25年に控える福岡空港の滑走路増設にあわせて路線網を広げ、保有機材を更新する。高橋社長は同日、宮崎市内で開いた記者会見で「両社の経営資源を効率的に活用し、スケールメリットを最大限発揮するのが最良の選択だ」と話した。

AIRDOは1996年設立。12機で北海道内と本州を結ぶ10路線で就航する。新型コロナウイルス禍の観光需要激減で22年3月期の経常損益は46億円の赤字と低迷する。ソラシドエアは97年設立。本州と九州・沖縄をつなぐ14路線で運航し、14機を保有している。22年3月期の経常損益は53億円の赤字だった。

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