JR北海道、廃線跡地活用へスタートアップと協業

JR北海道は2021年に廃止した日高線(鵡川―様似間)と19年に廃止した石勝線(新夕張―夕張間)の廃線跡地活用に取り組むスタートアップ企業をウェブサイトで11月まで募集する。協業する企業を選んだ上で23年3月までに事業内容を決める。
各路線の廃線跡地や、残されている線路や駅などの施設、JR北海道とグループ会社のノウハウを提供する。事業内容が競合しなければ複数社選ぶ可能性もある。
JR北海道によると、廃線した路線では旧駅舎の観光拠点化や駅跡地での町営住宅建設といった事例があるが、今回対象となっている2区間は活用方法が見つかっていなかったという。
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