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ツルハHD、6〜2月純利益15%増 コロナ関連の販売好調

ツルハホールディングス(HD)が23日発表した2022年6月〜23年2月期の連結決算は、純利益が前年同期比15%増の217億円だった。新型コロナウイルス感染の検査キットや、症状を抑える医薬品販売が好調だった。

売上高は6%増の7314億円だった。コロナ関連商品の販売好調に加え、店舗数の増加が増収につながった。グループ店舗数は2月15日時点で、前期末の22年5月15日時点に比べ49店多い2571店になった。原材料高を背景にした食品などの値上げ効果もあった。

営業利益は11%増の377億円。経常利益は12%多い378億円となった。電気料金の高騰で売上高販管費比率は0.2ポイント悪化し25.0%になったものの、増収効果で吸収した。粗利益率は0.5ポイント改善し30.2%に上昇した。

鶴羽順社長は3月23日の決算説明会で「検査キットは今までの勢いがなくなる。化粧品などコロナ下で落ち込んだ品目を回復させ、売り上げを伸ばす」と述べた。

23年5月通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の9688億円、純利益は6%増の226億円を見込む。

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