北海道の百貨店、11月売上高2%増 9カ月連続上回る
日本百貨店協会(東京・中央)が23日まとめた北海道内主要百貨店の11月売上高は、前年同月比2%増の125億円だった。9カ月連続で上回った。冬物の衣類や海外高級ブランドの時計など宝飾品がけん引した。

大丸札幌店(札幌市)は8%増の53億円。菓子類など食料品販売が好調だった。観光需要喚起策「全国旅行支援」のクーポン利用が目立った。札幌丸井三越(同)は5%増の50億円になった。初開催の催事により、来店客数が伸びた。
さっぽろ東急百貨店(同)は9%減の12億円。入れ替え中のテナントが多かったことが響いた。
札幌市以外では函館丸井今井(北海道函館市)が5%減の4億8700万円。2023年1月に閉店する藤丸(北海道帯広市)は13%増の4億5300万円になった。
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