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岩谷技研、JTBと「宇宙」遊覧で協力 体験者5人募集開始

宇宙開発スタートアップの岩谷技研(札幌市)は21日、気球で高度25キロメートルの成層圏まで往復する「宇宙」遊覧でJTBと協力すると発表した。JTBは遊覧の旅行ツアーの企画提案を担う。2023年度中のサービス開始に向け、気球に乗る体験者5人の募集も始めた。

受け付けは8月末まで。申込時点で満15〜65歳、身長150〜190センチメートルなどが条件になる。料金は1人2400万円で、打ち上げ現地までの移動や1週間ほどの現地滞在費が別途かかる。当選者決定後、オリエンテーションや安全講習会を開く。打ち上げ拠点は宮古島を検討している。北海道内では十勝地方の幕別町も候補に挙がっている。

同日、都内で発表会を開き、遊覧の低コスト化による関連人口の増加や、民間企業との協力で宇宙開発を進める計画「OPEN UNIVERSE PROJECT」を明らかにした。気球に乗るにあたり、滞在中に楽しむリゾート施設や気球発射場の開発、飲食、娯楽サービス提供などの各分野で協力企業を募る。

岩谷技研のサービスは、まずパイロットと2人で気球に乗り、地上から成層圏まで往復約4時間の旅になる。有人飛行で到達できる高度を上げ、予定するタイミングで気球の高度を変える技術を高める飛行実験を進めている。

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