札幌市とJOCが20日会見、30年五輪招致で方針表明
札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)は19日、招致を目指す2030年冬季五輪に関する合同記者会見を20日に東京都内で開くと発表した。秋元克広市長とJOCの山下泰裕会長が出席する。昨夏の東京大会を巡る汚職、談合事件や開催地決定の延期を受け、今後の活動方針について説明する見通し。
関係者によると、招致活動から撤退はしないが、当面の活動内容を見直し、大会運営の公正さや透明性の確保に向けた方策をアピールするとみられる。招致活動を巡っては、北海道の鈴木直道知事が「このまま機運醸成を進めるのは難しい」と述べるなど、危機感を示す発言が相次いでいる。〔共同〕
関連企業・業界
業界: