新千歳空港、2年4カ月ぶり国際線再開 韓国・仁川便

新型コロナウイルス感染の広がりを受けて国際便の全便運休が続いてきた新千歳空港(北海道千歳市など)で17日、約2年4カ月ぶりに国際線の運航が再開され、正午すぎには第1便となる韓国・仁川からの大韓航空便が到着した。新千歳空港を運営する北海道エアポート(北海道千歳市)の蒲生猛社長は「国の対策に従い、少しずつ着実に国際線受け入れを進めたい」としている。
仁川からの便には、帰省客やビジネス客を中心に56人が搭乗。ロビーでは空港職員ら約20人が横断幕を掲げて出迎えた。大韓航空は新千歳―仁川便を週2回運航する予定で8月上旬までの予約率は7、8割程度という。
政府は、仙台や広島、高松の各空港でも国際線の受け入れ再開を進めていく方針。空港で取材に応じた大韓航空の李碩雨日本地域本部長は「両国を行き来したい旅客は多い。入国制限が緩和されれば増便を図りたい」と述べた。〔共同〕

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