サツドラHDがCVC、店舗やポイントカードで連携

サツドラホールディングス(HD)は、スタートアップに投資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の「エスベンチャーズ」を10月18日付で設立したと発表した。サツドラ店舗やポイントカード「EZOCA(エゾカ)」のデータ活用を希望する企業に投資し、サツドラHDの新規事業につなげる。
ファンドの資金規模は非公表だが、10社程度にそれぞれ数千万円を出す方向で検討している。運用期間は3年間。
サツドラHDは2026年5月期を最終年度とする中期経営計画で、スタートアップとの協業推進を盛り込んだ。これまでも北海道大学発スタートアップで人工知能(AI)ソフトウエア開発のAWL(アウル、東京・千代田)や、ロケット開発のインターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)に出資した。
