新千歳空港の大雪対策、バスが札幌・大谷地まで輸送 - 日本経済新聞
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新千歳空港の大雪対策、バスが札幌・大谷地まで輸送

北海道エアポート(HAP、北海道千歳市)や北海道運輸局、JR北海道、北海道中央バスなどは18日、新千歳空港の大雪対策で会議を開いた。札幌と新千歳空港を結ぶ鉄道が運休になった場合、同区間の連絡バスを札幌市営地下鉄大谷地駅―新千歳空港のピストン輸送に切り替える方向で一致した。

1~2月の札幌圏の大雪で空港で足止めとなった人が多く出たことを受け、冬到来を前に対策を練った。高速道路や札幌市営地下鉄のさっぽろ―大谷地間が利用できるといった集中運行する際の条件を整理した。

10月26日や11月下旬以降、情報共有や実地での訓練をする。HAPの蒲生猛社長は「苫小牧港のフェリーの活用や、ホテルとの情報共有なども今後必要。必要な改善をしていきたい」と語った。

1~2月に札幌圏を中心に起きた大雪被害では、JR北海道が運休して新千歳空港へのアクセスが寸断。多数の人が空港に閉じ込められた。2月23日には4000人が足止めとなり、うち660人は空港内で夜を明かした。

HAPは8月に北海道ハイヤー協会(札幌市)と連携協定を結んだ。大雪や地震などの災害時にタクシーが営業エリアの制限なく乗客を乗せられるようにするなど、大雪対策を進めている。

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