北海道寿都町議会、「核抜き条例」否決
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北海道寿都(すっつ)町議会は17日、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の持ち込みを防ぐ「核抜き条例」を否決した。同町と北海道神恵内(かもえない)村では11月から国内で初めて、最終処分場誘致につながる2年程度の文献調査が始まっている。
寿都町議会では調査に反対する町議が条例案を提案したが、賛成4人、反対4人で拮抗し、議長の判断で否決された。同町の片岡春雄町長は8月中旬に文献調査への応募検討を明かし、「...
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