札幌市長選、木幡氏が公約「30年五輪招致とりやめ」

札幌市長選に無所属で出馬するNPO法人事務局長の木幡秀男氏は21日、公約を発表した。2030年冬季五輪・パラリンピック招致を「とりやめる」と明記した。医療費無料化の対象については「急いで中学卒業まで拡大し、高校生をめざす」とし、学校給食費の無償化なども盛り込んだ。保育士の就労継続支援事業を拡充し、処遇を改善させると訴えた。
札幌市長選は26日告示、4月9日投開票。3選を目指して無所属で立候補する現職の秋元克広市長は立憲民主党と地域政党である新党大地の推薦と、自民、公明、国民民主各党の地方組織の支持を受ける。木幡氏は共産党道委員会が推薦。「市民政党さっぽろ」を立ち上げた元札幌市市民文化局長、高野馨氏も立候補を表明している。
2023年の統一地方選の投票日を道府県と政令指定都市の首長と議会議員選挙は4月9日、政令市以外の市区町村の首長と議会議員選挙は4月23日に実施されます。統一地方選挙を巡る論点や、選挙を読むポイントなどをまとめました。