GPSや温泉の熱活用・・・北海道の農業は省エネ栽培
データで読む地域再生 北海道
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農林水産業の産出額1億円あたりのエネルギー消費量について、北海道は過去10年間の減少率が全国3位に入った。全国に比べて大規模で事業展開する農林水産事業者が多く、全地球測位システム(GPS)など技術を活用。効率的経営を磨いてきた成果が出た。
北海道の2019年度の消費量は1次産業の産出額1億円あたりに換算すると、1.8テラジュール(TJ)だった。10年前の09年度は3.4TJで、削減率は47.2%...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。